Bangaでの住まいを紹介する。
通常フィリピン隊員は、ホームステイをする隊員も多いが私は一人暮らしを希望した。
(赴任時、6人の同期隊員のうち4名がホームステイ、1名がルームシェア、私がアパート。)
田舎になると都市部にあるようなアパートはほとんどなく、空いている家もなくホームステイを余儀なくされる場合もある。
私の任地、Bangaも田舎。アパートを探すのは結構大変だった。
勤務先から少し離れたところにアパートがあったが、予算オーバー。
勤務先の近くにあったアパートは、1階でガラス張りになっていて、セキュリティ面で不安を感じアウト。
大学のボーディングハウス(寮)も候補にあったが、学生ではないのでアウト。
最初はホームステイかと思い、あきらめかけた最後に見つけたのが今のアパートである。
1ルームとCR(シャワーとトイレと洗面台)が専有部分。キッチン、廊下、玄関は共用。
1ルームといっても8畳部屋を二つつなげたような広さであり、天井も高い。
窓もきちんとスクリーンがついている。
ただ入り口のドアにはスクリーンがないので開け放しにしようものなら虫が入って来る。
なので、蚊取り線香、ベープマット、日本からもってきたワンプッシュで蚊を撃退して日々過ごしている。
ちなみにアパートのメインゲートは私が来てからどんどんセキュリティ面を強化している。
今までは住民以外も入ろうと思えば入れたが、最近はメインゲート専用の鍵を作り、住民以外、入れないようになった。
また、以前は、野良猫が隙間をくぐって、ごみをあさりに来たり、寝泊りしていたが、、その隙間さえも埋めてしまったので、猫すら入ってこれなくなってきた。
キッチンは1階の共用スペース。ただ、いろんな人が出入りするので、現在私は利用していない。
ワンルームの部屋で料理をしている。
フィリピンの外食は野菜が少ないので、ワンルームでは野菜スープや野菜多めの麺類を作ることが多い。
外食では肉、魚、ご飯などを食べることが多いので、自炊で野菜を摂ることでバランスを取っている。
ちなみにシャワーは水シャワー。
そして洗濯機はないので手洗いである。
最初は結構な力仕事もあって、大変だったが、最近はシーツや重量感のあるバスタオルも自分で洗えるようになった。
助かっているのは、アパートの屋上に洗濯物を干すことができることだ。
多少、びしょびしょでも干せるし、基本暑いので1日で乾くので助かっている。