Thursday, January 26, 2017

フィリピン人の家で“ぜんざい”を作る♪


仲良くさせていただいているフィリピン人の先生のお孫さんの誕生日ということで。

お好み焼きに加え、デザートである “ぜんざい” を作ってみた。


たまたまあった缶詰のあんこ。そして首都の日本食スーパーで買った生切り餅。

お正月はやっぱり餅が恋しくなるな~と思い続けてきて、何か作りたいし食べたいな~

と思ってきて、ついにチャンスが巡ってきた!

あんこと水を鍋に入れて、煮立たせる。よくかき混ぜながら汁状にする。

餅はキューブサイズに切って、別の鍋でゆでる。

柔らかくなったら、あんこと一緒にする。







水であんこをペースト状にして、



ゆであずきの缶詰と生切り餅


フィリピン人の女子大生にも味見してもらった。




先生のご友人のカナダ人ご夫婦にも♪




ぜんざいはお好み焼きと一緒に作ったけど、簡単にできるのでそれほど大変でもなかった。

ただ焦げないように気を付けていたけど。


フィリピン人、カナダ人にぜんざいを振舞って、喜んでもらえたのは楽しい経験だった。

Monday, January 23, 2017

フィリピンのお家でお好み焼き!


いつも仲良くさせてもらっているフィリピン人の先生の家で、今度はお好み焼きを作ってみました。


もうとっくにレッスンは終わっていて、最近はもっぱら、おしゃべりしに遊びに行ったり、

日本食を作らせてもらったりしている。

配属先の同僚らよりも、仲良くさせてもらっている。

配属先の同僚らってやっぱり利害関係がある気がするけど、先生とその家族は、素の私と向き合ってくれる。

おまけに英語力もはるかにあるので、フィリピンでの生活の悩みとか、相談とかいろいろ聞いてもらえるありがたい存在。


ちなみにお好み焼きは私の得意な日本料理の一つ。

アメリカ留学時代、ホストファミリーの家でほぼ週に1回、作っていた(むしろ作らされていた)ので、焼き方のコツとか材料のコツとか、ある程度心得ているつもり。

ちなみに大阪人ではありません。(笑)

さらに、日本にいたときも、外国人が集まるホームパーティなんかでもお好み焼きを作っていた。

もちろん、アメリカや日本にいたときは、お好み焼きの素となるお好み焼きミックスで作っていたけど、ここフィリピンではない。

小麦粉から作る。

ということで材料をここで紹介したい。

現地で買えるもの
  • 小麦粉
  • キャベツ
  • 玉ねぎ
  • ニンジン
  • オクラ ※ 
  • エビ
  • 豚肉スライス
※日本なら山芋をすりおろして入れるが、ここフィリピンではないので、ネバネバ野菜のオクラを代用


日本から持ってきたもの
  • お好み焼きソース ※なければ現地のオイスターソースでも代用可能。ちょっと味が濃いがイケる
  • マヨネーズ ※これもフィリピン人向けならフィリピンのマヨネーズでも代用可能
  • かつおだし(本だしの粉末) ※なければクノールのエビ、ポークなどのキューブなどを水に溶いたもので代用可能。
  • かつおぶし 

作り方

(A)
キャベツは千切りにする。
ニンジン、玉ねぎも千切り。※みじん切りにまではしなくてよい。
オクラも細かく輪切りにする。
エビは市場で買った場合は、頭を取って、殻をむき、尻尾も取る。


(B)
小麦粉に水を入れる。合わせて溶き卵を入れてダマがなくなるように混ぜる。
ほんだしと塩で味を付ける。※ほんだしがなければ、フィリピンにあるマジックサラップや、クノールのエビやポークのキューブを水に溶かして加える。


(B)に(A)を入れ、混ぜ合わせる。お好み焼きの素が焼くときに分離しないように、(A)の量を調節する。⇒(C)


フライパンを熱し、油をしいて(C)をパンケーキサイズに流し込み、形を整えて中火で焼く。
この時、表面に豚肉のスライスをのせる。お好みでチーズをのせてもいい。

フタがあればふたをして10分程度、裏返して10分程度焼く。
※中のダマが半生だとおいしくないので、じっくり中まで焼いた方が日持ちもするし、おいしい。

お皿にのせて、マヨネーズ、おたふくソースをトッピング。あればかつおぶしや青のりもふりかける。

初めて食べる日本の野菜入りパンケーキにフィリピン人も喜んで食べてくれる。



ちなみに余談だが、

フィリピン人と一緒に料理をすると、彼らの油の量の使い方が半端ない。
日本では、油で揚げるのと、フライパンで焼くのは区別されるが、フィリピンはあまり変わらない。
彼らにとって「焼く」とは、大量のパーム油の中でじっくり焼くのが当たり前。だからお好み焼きを焼くときに少量の油(それもサラダ油)で焼く光景はとっても珍しいようだった。

ちなみに田舎の普通のフィリピン人は揚げ物は基本的にパーム油。
市場でも小分けして売られているのはパーム油だけ。

ただ、パーム油は日本人にはあまりなじみがないため、大量に摂取するとおなかが痛くなったり、張ったりする人もいる。
私もその一人。

だから先生の家で作るときは、必ずサラダ油を持参するか、あるかないかを確認している。

ない場合は町の小さなスーパーで買うか、州都カリボまで出て買ってから、先生の家に行く。

来客に食べてもらう

下ごしらえ完了。


先生も一緒に焼く


出来上がったお好み焼き

Sunday, January 22, 2017

フィリピンで作る豚汁とカレー♪


日本からもってきた最低限の調味料さえあれば、ここフィリピンでも懐かしい日本食を作ることができる。

フィリピンのご飯は最初はおいしいと思っていても、やっぱり甘すぎたり、塩辛かったり、水気がなかったりと、だんだん口に合わなくなってくる。

あと、どうしても野菜が少ない。

フィリピンに来てから2度にわたる腰痛発症で体力と気力の低下を実感した私は、腰がだいぶ良くなってから、日本食を作って食べれば元気になれるのでは?と思い、フィリピン人の先生の家に料理を作らせてくれるように頼みこんだ。

外国の文化に興味がある先生はもちろんOK!と。


そこでまず、日本で元気になりたい時によく作っていたカレーと豚汁を一緒に作ることにした!

カレーはルーさえあれば作れるし、豚汁は味噌とだし(本だしとかめんつゆ)さえあれば、他の材料はフィリピンでも十分作れる。


豚汁用の豚肉は、州都のスーパーですき焼き用のスライスが売っていたのでそれを使った。
※市場では、通常豚肉はサイコロ状とか大きな塊で売られているため、日本のようなスライス場を見つけるのは難しい。

具材は、じゃがいも、にんじん、ペチャイ(チンゲン菜みたいなもの)、白菜などなど。
州都のスーパーで購入した豆腐も入れて、より日本らしさを出してみた。


カレーの具材も豚汁とあまり変わらない。カレーのルーは意外に油分が多いのでさっぱり仕上げるときはシーフードのえびやイカを入れる。

どちらもにんにくやしょうがをたっぷり入れるのが私流というかフィリピン流。

豚汁(Pork Miso Soup)




キュウリとニンジンとトマトのサラダ


こくまろルーで作ったカレー


日本から持ってきたルーもついに陽の目をみた!


本日の夕食♪


先生の家の人たちは辛いものも食べれるので、カレーも食べてくれた。

フィリピン人の食事は何でも一緒にご飯が基本!

だから、ご飯に合うおかずなら喜ばれる!

カレーももちろんご飯に合うものだけど、それ以上に豚汁の方が人気だった。

豚汁にはニンニク、ショウガ、唐辛子、そしてたくさんの野菜と豚肉を味噌で作る。

フィリピン人向けの料理は日本食でもにんにくやショウガを日本で作るより多めにする方が喜ばれる気がする。

余った野菜で作ったサラダも好評。

生野菜をあまり食べないフィリピン人だけど、ここの家の人たちは結構食べる。

砂糖をあまり使わないお手製ドレッシングと日本のマヨネーズも彼らにとっては初めての味だったようだ。


私も先生も家族のみんなもおなかいっぱいになったある日の夕食だった(^^♪

Friday, January 13, 2017

ボランティアの立場とは?~悩んだ結果~

本当にボランティアの立場って難しい。


海外でボランティアが初めてだからというのもある。

配属されたところでは従業員ではないし、JICAボランティアだからと言って、JICAに雇用されている職員でもない。

JICAボランティアはJICAと契約を結んでいる個人事業主というわけだ。


配属先でのいろいろなトラブルを踏まえて、ひとつ学んだことがある。

それは、私は従業員ではない。

最初からそういう立場で来ているけど、活動に集中してしまうと、ぽっと抜けてしまうんだよね。


それを再認識した2016年12月。(笑)


調整員さんへ相談しても上司に相談するのとは違うから、なーんか微妙?!

と思ったり、社会人経験が長いボランティアの苦悩かな?



そこにいるだけでいいんだ。ボランティア。

生活しているだけでいいんだ。ボランティア。


そうなのかなぁと最近思い始めてきた。




茶柱たったぜ!



いつもの州都のカフェ。




Sunday, January 8, 2017

マニラでの年越し

2016年から2017年にかけて、マニラに滞在していた。

去年は、ルソン島北部のサガダでの山の民との年越しをしていた。

今年はひょんなことからマニラで年を越すことになった。

理由は養生。

年末年始は本当は他国の同期隊員と旅行に行く予定だった。

でも腰痛再発をクリスマス前にやってしまったのだ。

痛くて寝たきりの状態…

大事を取って年末年始の予定をすべてキャンセル…

もう泣くしかなかった。

そして、腰痛の検査をマニラの病院で行うことになった。



ということでクリスマスが終わった後、マニラに移動。

そのまま、年明けまで約10日間、マニラに滞在していた。


隊員達はせっかくの年末年始、国内旅行、海外旅行、はたまた日本への一時帰国など、

思うように動けない私からしたら、うらやましい限り…

みんなの旅の話を聞いて、自分も旅をした気分になるしかなかった。


でも、年末年始のマニラ滞在も任地では体験できないこと。

楽しんで、リフレッシュするようにした。

後輩隊員が年越しそばを作ってくれたり。


元日にはお雑煮。

日本食のお好み焼き。

そして、私の好きなお手製サングリア(^^♪

カウントダウンパーティにも参加してみた。


しかし、マニラは任地より物価が高い。「0」がひとつ多い。

出費も予想以上…

そして通院も無事終えた。

次回は1か月後。

また検診のためマニラに上がる予定である。


カウントダウンパーティ


高層ビルからの夜景
雨でガスがかかっている。花火も上がった

お正月はお好み焼きを作ってみた。