Wednesday, September 16, 2015

ブログタイトル?

ブログ開設にあたって、タイトルに悩んだ。

Banga(バンガ)にかけて、「ガンバ」を入れて、「バンガでガンバ」にしようかとも悩んだが、

ちょっとセンスないなーと思って、「Banga the Beautiful」を 入れたタイトルにしました。

JICAボランティアとして派遣される世界中の任地は、日本にも知られていないところが多いと思う。



最初に任地について、インターネットで調べたときも全然情報が出てこなかった。

でも赴任して調べていくうちに、Bangaは、以下の2点が判明した。

  1. フィリピンで何度かもっとも美しい町に選ばれたことがある。
  2. 日本占領下の時代、何百人もの地元民が殺された。
1について
初めて任地にきたとき、タウンホールを中心とした景観は美しいと思った。これなら美しい町に選ばれていた過去があるのもうなづけた。

タウンホールの職員も、「Banga the Beautiful 」と書かれたポロシャツやTシャツを着て仕事をしている。

合言葉みたいだし、いいなと思った。


⇒ということでタイトルに採用!



2について

これはわたしにとって、結構衝撃的だった。日本人を敵視したりしないのだろうかとひそかに不安になったりもしたし、こんなことを日本人が昔やっていたと思うと、なんともいえない気持ちになってきた。
でも事実は事実。受け入れる必要がある。そのうえで活動していこうと決めた。
ちなみにこれについては別途、「aeaw aeaw (アガウアガウ)」というタイトルで別記事を立てている。

 
 
photo1:町のシンボル’タウンホール


photo2: 町の中心は道が広くゆったりしている。青い空と雲と緑のバランスが絶妙。


photo3:Dorm いつも子供が遊んでいたり、人々の憩いの場でもある。タウンホールの目の前。
 


Tuesday, September 15, 2015

任地紹介~Banga


任地は フィリピンのパナイ島 アクラン州 バンガ町 というところである

住んでみて思ったのは”ザ フィリピン”の田舎町と言ったところか。



マニラやロスバニョス(タガログ語研修を受けたフィリピン大学があるところ)では公用語のタガログ語が話されているが、ここアクラン州は、アクラノ語が現地語として話されている。


町の名前は「Banga」と書くが、 ローマ字読みの日本語で「バンガ」と発音しても、現地の人には首を傾げられる

発音のコツは「バァンガァ」と、鼻にかかった感じで発音する。

そうすると、トライシクルのおっちゃんもなんとか理解してくれる。

アクラノ語は半母音を使うユニークな言語とされ、フィリピンの数ある現地語の中でも発音が難しいとされている。アクラノ語については別途記事を立てるのでUP次第参照してね。


【BANAGA INFO】
  • 人口: 約3万8,000人。
  • バランガイ(※)の数: 30   
  • 言語:アクラノ語、タガログ語、英語
  • 平均気温:25度位
  • 気候は熱帯モンスーン気候で、季節は雨季と乾季のみ。雨季は7月~11月。
  • アクセス:マニラからのアクセス;マニラから、カリボ(KALIBO)行きの飛行機に乗り、1時間。そのあと、カリボから車で20分。
  • 近くの観光スポット:ホワイトサンドで有名なボラカイビーチが2時間ほどで行ける。

  ※バランガイは日本でいう自治会、町内会みたいなもの。 フィリピンでは町や市は基本的にバランガイから成り立っている。


     
    そして、地図でもっと詳しく見てみると・・・

     
★地図で見るフィリピン、そしてBanga★

北のルソン(Luzon)島に首都マニラが位置している。
パナイ(Panay)島はマニラから370キロほど南下した「三角形」の島(別名:”おにぎりみたいな島”)。
北はミンドロ(Mindoro)島、西にはスールー海を挟んで パラワン(Palawan)諸島があります。その東側に西からパナイ島、ネグロス島、セブ島がある。
パナイ島はフィリピン全土から見ると、中心部に位置している。
またフィリピンは、大きく3つに分けると、ルソン地方、ヴィサヤ地方、ミンダナオ地方の3つに分けられる。
パナイ島はヴィサヤ地方でも西側に位置しているため、西ヴィサヤとも言われる。




パナイ島は4つの州(AKLAN、CAPIZ、ILOILO、ANTIQUE)から成り立つ。
パナイ島の経済の中心地は南部のILOILO(イロイロ)州である。
州都のイロイロ市の人口は50万人を超える中堅都市。ここにいけば、マニラに出なくても
必要なものが大体買えるのだ。




アクラン州は北パナイとも呼ばれ、州都はカリボになる。

  
 
 
バンガ(Banga)は, 州都カリボから10キロほど行ったところの内陸に位置している。
 
 
ちなみに州都のカリボ(Kalibo)は人口8万程度の町で、1月の第4週にに行われるお祭り「アテアテハン( Ati-Atihan Festival )」が有名である。
 
(⇒この記事はその時期がきたらレポート予定)
 
 

Saturday, September 12, 2015

Anini-y(アニニイ)


赴任早々、先輩隊員らが私たちパナイ島の新隊員4名のため、9月の第1週に歓迎会を開いてくださった。

パナイ島はフィリピンの他の島に比べ隊員数が多く、私のいるアクラン州だけで、4人いるし、イロイロ州には9人、その他の州を含めると、19人の大所帯である。(2015年9月現在)

近くに隊員がいるのは非常に心強い。

パナイ島のリゾートと言えば、ボラカイが有名だが、今回は先輩らが発掘してくださった

パナイ島の南端にある Anini-y(アニニイ)というところで行った。




フィリピン人くらいしか知らないリゾート地でお値段も手ごろ。

そしてなんといっても海が本当にきれいだった。


1泊2日の歓迎会。

1日目は、岬からバンカーボートで行ったところにある無人島の海でシュノーケリング。
サンゴを傷つけないように恐る恐る浅瀬を歩きながら、先輩から借りたシュノーケリングで海の中を覗いてみた。
何年振りのシュノーケリングだろう・・・ワクワクしっぱなしだった(^^♪

夜はフィリピン料理を堪能。

夜は途中大雨に見舞われたりもしたが、砂浜でお酒をのんでおしゃべりして楽しかった。

2日目は、任地までが遠いということもあり、朝食後、帰途に向かった。

パナイ島の西側の海沿いを北上して帰ったのだが、車窓がきれいだった。

アクラン州とはまた違った風景。

ちなみに、ここまでの移動は、カリボからバスでアンティケ州経由で5時間近くかかる。イロイロ経由で向かっても同じくらいかかる。

でも行くだけの価値はある。


photo1: sunset 夕焼けもきれいだった(^^♪


photo2;温泉。ほぼプール。


photo3: サンゴの砂浜と隊員が海で採ってきたウニ
 

photo4:ヤドカリさん。お家になる貝はカラフル♪


photo5: 無人島でくつろぐ先輩ら。
 

Photo6:無人島到着のご一行。海が透明で海底が透けて見える(^^♪


photo7: 帰りのバスターミナルでみかけたカラバウ(水牛)

photo8: 車窓から。指が写ってしまった。