任地パナイ島アクラン州バンガ町に赴任して1ヶ月半が経った。
マニラにいたころに比べ、格段に使うお金は少ない。
理由としては
- 田舎なので、大きなスーパーがない。生活用品は小さな食料品店で買うか、週末州都へ買い出しに出かける程度。
- 野菜、肉、魚はマーケットで買えるため、スーパーより2割ほど安い
- レストランらしきものもほとんどない
- 生活圏が徒歩圏なので交通費もほとんどかからない。かかるのは週に数回州都までのジープニー (※1)代程度。
- ホスピタリティあふれるフィリピン人の誕生日パーティに呼ばれたり、フィリピン人の家でご飯をごちそうになることが多い。
等が考えられる。
そして、生活は以下の通り算出された。
- 食費 food 4,302 ペソ
- 日用品 commodities 1,314 ペソ
- 交通費 transportation 640 ペソ
- 携帯代 mobile prepaid card 700 ペソ
- 交際費 social expense 1,490 ペソ
- カフェ代 cafe 270 ペソ
- インターネット代 internet 0 ペソ
- 書籍代 books 0 ペソ
- 電気代 electric bill 354 ペソ
- 家賃 house rental fee 5,000 ペソ
- 水道代 water bill 200 ペソ
1~9 変動費用(variable expenses)のみ 9,070 ペソ
1~11 合計 (total) 14,270ペソ
<以下各項目についてコメント>
- 食費は昼食が一食平均40ペソ。夕食の材料費や朝食のバナナ、パン、ヨーグルトは、マーケットで購入。
- 今月はエレクトリックカップ(電気湯沸し器)、洗剤、柔軟剤、トイレットペーパー、蚊取り線香などを購入。
- 基本的に州都までのジープニー代(片道14ペソ、)トライシクル(片道8ペソ)がメイン。9月は歓迎会でバスの利用があったため高め。
- JICA支給携帯の追加プリペイドカード代
- 任地の先輩隊員らとのご飯代
- 州都にあるカフェ。勉強したりまったりしたり、週末行くことが多い。
- アパート、職場とも弱いながらWIFI環境あり。
- 書籍購入は特になし
- フィリピンは電気代が高いので、なるべくエアコンの使用をさけて節約に努めた。
- 家賃は固定
- 水道も固定
現地の人はお菓子やスナックでもスーパーで袋詰めされているものではなく、路上で売られている安いものを買っていることが多い。
ちなみにフィリピンは乳製品が高い。1Lの牛乳が90ペソ(※2)で、輸入品であることが多い。
私の健康バロメーターであるヨーグルトも1パック、33ペソと日本とあまり変わらない。ヨーグルトは自分の健康管理を考えると割高であるが購入してしまっている。
1か月の生活費は、家賃を除いて1万ペソ以内に抑えたいと思っていたので、まあまあ上出来だといえるが努力次第ではもう少し節約できると思う。
普段の食事で自分の好きなものは食べれないので、せめて、ヨーグルトくらいは日本にいたときと同じように食べたい。
そうでなければ、ストレスが溜まってしまうし、心と体の健康によくない。
生活用品は意外に防蚊対策とペーパー類のコストがかさむことが判明。
防蚊対策は、蚊取り線香、ベープマット、OFF(フィリピンの虫除けローション)などである。
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(※1)ジープニー:フィリピンで主要な交通手段の一つで米軍のジープや軽トラックを乗り合いバス風に改造したもの。窓ガラスはなく、田舎では町と町を結ぶ重要な交通手段。バスよりも値段は安い。軽トラックタイプは、モルティカブ(multi cab、photo1)ということが多い。
もう一つの庶民の重要な交通手段はトライシクル(trycycle、photo2)である。持ち主の好みでいろいろなデザインの物がある。こちらは新品で派手目デザインのトライシクル。バランガイごとに色が決まっているらしい。乗客は最大8人位まで乗せられる。町内、近隣都市間を結ぶ。
photo1: Banga ~Kalibo間を走るモルティカブ
photo2: トライシクル
(※2)1ペソ≒2.73円(2015年8月現在)
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