今日出社したら、ボスが珍しく、白いTシャツを着ていた。
同僚らも白いシャツやTシャツを着ていて、あれれ・・・
何かあるのかな・・・?
上司が私に言いました。
「今日は、元町長が亡くなって、そのセレモニーがホールであるからね。君も白い服に着替えておいてね。」
他の同僚も、
「後で着替えておいで~」と。
知らされてなかったんですけど・・・
1週間前に元メイヤーが亡くなったということは、フィリピン人からなんとなく聞いていた。
葬儀?セレモニーはいつやるんだろうなと思っていたら、
今日(makaron)でした。
フィリピンでは、人が亡くなると1週間位、遺体を安置しておくそう。
海外にいる親戚や友人が駆けつけられるようにと。
さすが出稼ぎ大国フィリピン…
始まる前の様子
午後1時、白いTシャツに着替えて、会場に向かうとそこは、白いTシャツを着た役場関係者でいっぱいになっていた。
同僚らと席について、待っていると、
元知事、元町長、現町長、大学総長、政治家らが続々登場。
皆、白い上着を着ている。
フィリピンの有名なピーニャ麻で編まれたものだろう。
会場の中央には故人の遺影が大きく飾られ、 たくさんの花とともに故人の棺桶もおかれていた。
そして、棺桶の両脇には拳銃を装備した警察官が両端に立ち、遺体を見守っている。
司会者の挨拶ともにセレモニーが始まった。途中故人を偲ぶ歌を挟みつつ。。。
メインは偉い方々の故人を偲ぶスピーチ。
これが結構しんどかった。
この日は気温が30度で快晴。
吹き抜けの会場なので、皆、うちわであおぎながらの出席。
おかげでわたくし、熱中症になりかけました。。。
2時間程度でセレモニーは終了。
私たち、一般人はメリエンダ(スナックと飲み物)をもらい解散。
ご家族や偉い方々は、このあと、セメタリー(墓地)へ行くようだった。
ちなみに今日のセレモニーは
お葬式?
告別式?
故人を偲ぶ会?
それとも・・・?
どれだったんだろう?同僚に聞いても明確な回答が返ってこない。
なので、アクラノ語の先生に聞いてみた。
そしたら、これは お葬式ではなく、
「Necrological Service」(ネクロロジカルサービス) ※
というものだそう。
故人が所属または関わっていた団体ごとにサービスを行うもの。
日本でいうと、社会で活躍された人がお亡くなりになった時に、
故人を偲ぶ会みたいなものを開くことがあると思う。
それに近いもの。
ただし、フィリピンでは、団体ごとに行うので、いろんな所で活躍されていた故人であれば、州や町役場等、複数個所で行われるらしい。
セレモニーの最中は、服装も白い物を着ていればいいので、皆、下はジーンズやサンダルだった。
子供達がときどき、走り回ったり、野良犬が会場の真ん中にふらったと来たり、
やっぱり
The Philippine!
と感じてしまった。
本日のBanga
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