Wednesday, November 4, 2015

お葬式?告別式?それとも…?


今日出社したら、ボスが珍しく、白いTシャツを着ていた。

同僚らも白いシャツやTシャツを着ていて、あれれ・・・

何かあるのかな・・・?


上司が私に言いました。

「今日は、元町長が亡くなって、そのセレモニーがホールであるからね。君も白い服に着替えておいてね。」


他の同僚も、

「後で着替えておいで~」と。


知らされてなかったんですけど・・・


1週間前に元メイヤーが亡くなったということは、フィリピン人からなんとなく聞いていた。

葬儀?セレモニーはいつやるんだろうなと思っていたら、

今日(makaron)でした。

フィリピンでは、人が亡くなると1週間位、遺体を安置しておくそう。

海外にいる親戚や友人が駆けつけられるようにと。 

さすが出稼ぎ大国フィリピン…



始まる前の様子

午後1時、白いTシャツに着替えて、会場に向かうとそこは、白いTシャツを着た役場関係者でいっぱいになっていた。

同僚らと席について、待っていると、

元知事、元町長、現町長、大学総長、政治家らが続々登場。

皆、白い上着を着ている。

フィリピンの有名なピーニャ麻で編まれたものだろう。

会場の中央には故人の遺影が大きく飾られ、 たくさんの花とともに故人の棺桶もおかれていた。
そして、棺桶の両脇には拳銃を装備した警察官が両端に立ち、遺体を見守っている。


司会者の挨拶ともにセレモニーが始まった。途中故人を偲ぶ歌を挟みつつ。。。

メインは偉い方々の故人を偲ぶスピーチ。

これが結構しんどかった。

この日は気温が30度で快晴。

吹き抜けの会場なので、皆、うちわであおぎながらの出席。


おかげでわたくし、熱中症になりかけました。。。


2時間程度でセレモニーは終了。

私たち、一般人はメリエンダ(スナックと飲み物)をもらい解散。

ご家族や偉い方々は、このあと、セメタリー(墓地)へ行くようだった。





ちなみに今日のセレモニーは

お葬式?
告別式?
故人を偲ぶ会?
それとも・・・?



どれだったんだろう?同僚に聞いても明確な回答が返ってこない。

なので、アクラノ語の先生に聞いてみた。

そしたら、これは お葬式ではなく、


「Necrological Service」(ネクロロジカルサービス) ※

というものだそう。


故人が所属または関わっていた団体ごとにサービスを行うもの。

日本でいうと、社会で活躍された人がお亡くなりになった時に、

故人を偲ぶ会みたいなものを開くことがあると思う。

それに近いもの。

ただし、フィリピンでは、団体ごとに行うので、いろんな所で活躍されていた故人であれば、州や町役場等、複数個所で行われるらしい。

 

セレモニーの最中は、服装も白い物を着ていればいいので、皆、下はジーンズやサンダルだった。


子供達がときどき、走り回ったり、野良犬が会場の真ん中にふらったと来たり、 

やっぱり

The Philippine!

と感じてしまった。



本日のBanga

No comments:

Post a Comment