JICAに頼ってばかりはいけないと思いつつ、任地の暮らしぶりは日本と大きな差がある。
障害児や障害者の人たちは、日本では当たり前である車いす、松葉づえなどの補助具がなくて、日常生活に困っていたり、
障害児向けのセラピールームでは、遊具やセラピーに使う用具の劣化や不足で、セラピーに来た障害児が来ても遊んでいるだけの時もあったりと…
仲良くなった町運営の小児リハビリセンターのフィリピン人理学療法士(女性)の話を聞いて、
このセンターのために何かできることはないかと考えた結果、
「世界の笑顔プログラム」を利用してみよう!
だった。
ちなみに世界の笑顔プログラム(英語名;Smile for all in the world)で、JICAホームページによると
“発途上国で必要とされている、スポーツ、文化、教育、福祉などの関連物品のご提供者を、日本国内で募集し、JICAが派遣中のボランティアを通じ、世界各地へ届けるプログラム”
とのこと。
参考⇒https://www.jica.go.jp/partner/smile/
フィリピンで活動してみて思ったことは、欧米系のNGOやキリスト教系の団体がこういった補助具を寄付することもある。
だから、あえてJICAが入って寄付するだけだと、ばらまきになりそうだし、躊躇していたんだけど、やはりリハビリセンターでの物不足は深刻...
なので、日本から寄付してくれる人をJICAを通じて募集し、とっても素敵な玩具や用具がはるばる日本からやってきました。
依頼してから半年かけて、ようやく任地に届いた。
届いたよ~と知らせると、リハビリセンターに通う障害児のお母さんたちやスタッフ向けに贈呈式をやってくれるということになった。
写真はその時のもの。
贈呈式に集まってくれた保護者のお母さんたちとスタッフ
日本からやってきた知育玩具(タンデムとウッドクロック)
積み木のおもちゃ
初めて見る木琴にスタッフとお母さんも大興奮
木琴を送ってくれた中学校の皆さんからのお手紙
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