任期も残りわずかになって、ついに恐るべきことが起きてしまった。
ほんの2週間前は緊急一時帰国で日本に滞在していたけど、正直歯医者に行く余裕なんてなかったし、そのときは、私の歯は大丈夫だった。
去年の一時帰国の際、通っていた歯医者で検診をして、ちょっと虫歯になっていたところを詰めなおしてもらったり、クリーニングをしてもらったりしたきり。
二本松の訓練では歯を健康に保つ大切さを教えられ、歯磨きにいそしんできた協力隊生活。
元々、虫歯になりやすい歯並びと虫歯菌を殺す唾液をもっていない私の口内環境。
それが、ついに昨日、ご飯を食べていたら、ボリッというおと共に、奥歯の金属の詰め物が取れてしまった。
取れた瞬間に大きな痛みやしみたりする感じはなかったので、そのまま食事を終えたけど。
うがいをしてみたり、冷たいものを飲んでみたりしたけど、大きく沁みたりしなかった。
JICAボランティアルールとしては、基本的に歯医者はマニラの日本人医師のいるところとというのが通説。
フィリピンの地方の歯医者では技術力や衛生面で、不安要素が大きくJICAとし手はおすすめできない。
でも帰国を1ヶ月に控え、いまさら歯科受診のためにマニラに上がる時間も惜しい私は、応急処置をここ任地カリボの歯医者で行った。
歯医者はリニューアルしたばかりできれいだったし、器具も新しい。
日本ほどではないが、フィリピンの町医者の看板から想像する歯医者の中とはだいぶ違う。
ドクターは50代くらいの女性だったが、日本人の患者が来たということでいささかテンション上がり気味に見えた。
日本の歯科医の器具を昔使っていてすごくよかったのよ、だけど今は取り扱いがないからドイツ製を使っていると話も聞いた。
セメントで金属を詰めなおしたいと話して、その通りやってもらった。
最後にお決まりの記念写真を撮って終わり。
ドクターと一緒に写真を撮るなんて、日本じゃあまり考えられないけど、ここでは何でも写真になる。(笑)
私の治療をしてくれたドクター
娘さんもドクター
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