フィリピン人というのは実はあまり計画性がない国民のような気がしてならない。
思い付きでいろいろ言ってきたリするのは、アメリカ人みたいだなと思うけど、
それよりももっとひどいかな。
ボランティアの期待値と配属先の上司やCPの考えていることってなかなか、合わない。
私の英語力が低いのか、配属先の英語の理解力が低いのか。
それとも私が現地語を話さないといけないのか???
悩んだりした。
現地語は聞けても発音が難しいので、細かいニュアンスを伝えるのは難しい。
そもそも現地語の会話を聞いていると、英語や日本語ほどの深みとか細かいニュアンスとか
なさそうなのだ。
配属先のボスと後任について話したことはなかったが、先にJICAから連絡がきたようで、私に知らせずに要請内容のドラフトを作っていたことがわかった。
なぜわかったかというと、調整員から電話がかかってきたからだ。
後任の要請の内容、ちょっと検討してほしいんですけど…と。
ボスは障害者支援に関してはアクセシビリティにしか、あまり考えていないように見受けられた。
タウンホールの入り口、ドームの入り口のスロープなど、ぱっと見でわかるのがいいのかもしれない。
障害者のエンパワーメントとか、コミュニティへの啓発などはどうしていいのかわからない。
むしろ、先送りにしている感が感じられた。
そういったふうにボランティアの私が感じているのは、当初の後任要請の内容が
アクセシビリティの監査ができる男のソーシャルワーカーなどというものだったからだ。
アクセシビリティの監査は建築などの知識がないとできないし、日本に男性のソーシャルワーカーなどは本当に少ないと思われる。
※私自身日本での社会福祉関係のバックグラウンドがないので、あくまでも憶測である。
明らかにボランティアと配属先とのコミュニケーション不足だと思うようなこの結果…失笑
調整員さんから、もう一度一緒に話合ってくださいと念押しされたので、
急きょ、関係者を交えてミーティング。
バランガイ訪問で集めたデータの問題点や課題などもあり、結構長丁場のミーティングになった。
ボランティアの視点で私もいろいろ意見を言わせていただいた。
そのあと、障害者のリーダーやボスなどと私抜きで話合いをしたようだ。
その結果、バランガイの障害者団体の設立のサポートをするボランティアを私の後任として考えあげたようだ。
新しい障害者のリーダーが若手ということもあり、彼と一緒に動ける男性でコミュニティに入って活動した経験のある人が望ましいなどという話も出てきた。
私の活動は、メインはやはりデータプロファイリングだなと再度自覚したミーティングでもあった。
それにしても、配属先との意見調整は本当に難しい。
そう実感した出来事だった。
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