彼らがそれぞれ、配属先で送別会をやるというので、
手伝いも兼ねて、参加してきた。
1人は州都カリボ町の隊員で、ちょうど自分の誕生日と送別会を同時に行っていた。
町役場の近くのカンファレンスルームを貸切っての大規模なパーティ。
島内のJOCVの後輩たち、日本からのお友達なども参加してのパーティ。
各グループに分かれて(?)、日本食を作った。
巻きずし、牛丼、餃子、焼きそば、餃子、お好み焼き、フルーツポンチ、コロッケ、ポテトサラダなどなど…
フィリピン人はおかずをご飯と一緒に食べるが、この時はご飯がなかった。そのせいか、料理を出して、スタートした瞬間、あっという間に無くなった。人数も多かったが、フィリピン人たちの勢いには、やはり日本人は面食らう…
ポテトサラダ。ちょっとピンボケ。
手前左のかぼちゃコロッケとその隣のお好み焼き
もう一人は、任地の隣の町、リバカオ。野菜栽培でいくつかのバランガイで活動しているそうで、送別会の場所は、町の中心部から外れた川沿い。
彼が用意していた日本食の材料で、野外訓練のごとく、外でいろいろ作ってみた。
私はやっぱりポテトサラダが得意なのか、作りやすいのか、ここでも作ってしまった。
暑さとジープの揺れで心身共に疲れていたけど、とりあえず最後ということで頑張ってみた…
次の日は腰痛に見舞われ、その次の日は心身の疲労で12時間以上寝てしまったが…
ガスはなく炭ですべて野外調理
彼の配属先もいろいろ用意してくれた
レチョン(豚の丸焼き)も登場!
二人の送別会を見て、自分は配属先に向けて、特にやらないと決めたことに若干の後悔の念もわいてきたけど、自分の状況を考えると企画するのが難しかったなーと改めて実感。
大勢向けにやるより、お世話になった人や日本食に興味を持ってくれた人、そして残さず食べてくれそうな人にやるのが、自分にとって心地よかったので、私はそのやり方を貫いた。
帰国前2か月前に、家族の危篤で緊急一時帰国をしており、一時活動を中断していたし、一時帰
国から任地に戻ってきてから、40日余りで、活動の仕上げと引き揚げ準備をするのが精いっぱいだった。
私の活動の最終目標はデータを作り、分析し、それを配属先と町役場に提出することだった。
下手なデータは提出できない。そういったプレッシャーもあったのかな…といまさらながら思う。
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