Day 6, Dec. 30.Wed.
本日は移動日。イフガオから隣の州、マウンティン州のサガダを目指す。
まずは滞在先のラガウェから、バナウェまでジープニーで移動。
バナウェからマウンテン州のボンドックまでバンで移動し、ランチと短時間の観光。
そして、ボントックから、サガダへジープニーで移動。
バナウェからボントックまでは約2時間半。天候や道路状況によってはもっと時間がかかると思われていたが、思ったより早くついた。
サガダ、ボントックはマウンテン州というだけあって、山に囲まれた町。
ボンドックは標高1100メートル。サガダは標高1600メートル位。
午前11時頃、バナウェからボントックに向けて出発。山道をくねくね上る。この日の気候は曇りのち雨。進むにつれて、霧がかかり、前が見えない山道を進んでいった。
そして、イフガオ州とマウンテン州の境目。
州境を示すサイン
州境のマーケット。高原野菜が並ぶ。
ここは南国フィリピンかと思わせるほど。下手すると、ペルーやボリビアの山間地を思わせるそんな風景だった。気温もぐっと下がり、寒さをこらえるのに必死。
ダウンジャケットや長靴、ニット帽をかぶる地元民うらやましく見えた。
マウンテン州に入ってから、山々に生息するたくさんの松の木々が自生しているのが見えた。
風景そのものは、故郷の新潟や長野の山間地にすごくにていた。
そして、たくさんの棚田も車窓から眺めることができた。
ボントック付近の棚田の特徴は石で組まれたもの。これはバナウェで見る棚田とは違う。
棚田そのものは北ルソンでみることができるが、地域によって、棚田の高さ、作り、大きさ、集落の作り方などが異なっている。そういったものを観察するのも面白い。
車窓から棚田が見える。バナウェとはまた違う光景。
ちなみにボントックは、交通の要所として利用されることが多く、素通りしてしまうことが多い。だけど、町の中心部はコンパクトにまとまっており、歩きやすい。
ということで今回は、サガダへのジープニーの最終時刻を確認してから、ボンドックでランチをしてみた。
まずは市場を覗く。
町のメインストリート。派手さはないがまとまっている。
スイカの山。縞模様がない緑一色のスイカもこちらでは普通。
新鮮な野菜たち
根菜が目立つ。
ボンドックの人々は山の民。
市場の内部。南米の山間地を思い起こさせた。
ランチは地元の人に教えてもらった、ピザレストラン。
田園風景を臨みながら、ピザをいただく。
レストランの看板。ピザのほかにカップケーキもあった。
ピザと田園風景
ピザレストランからの風景。なぜか日本っぽい?
田んぼのあぜ道が石でできている。小さいけど見えるかな?
ランチ終了後、ジープニーで最終目的地サガダに向かう。
この後も山道をくねくね進む。窓がないので外からの風を感じながら向かった。
右の道の奥に小学校があるらしい。
山だけに馬も多い。
そして1時間弱でサガダに到着。
こじんまりとしているが、ごみも少なく、トライシクルも走っていない。
そして、涼しい。
サガダの市庁舎(townhall)
山道仕様?のジープニー
ジープニーの上。
サガダについたら、涼しいけど快晴だった!